すぐに反応があった!ランディングページ3つの調整内容
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ランディングページ
最近はもっぱらECサイトのランディングページ調整の案件が多く、
調整した結果、成果が予想以上に早くでたのでご紹介したいと思います!
今回の対象サイト
ジャンルはアパレル系のECサイト。
まだ立ち上げてから3ヶ月程度で商品数は50商品程度、月販100万円未満の売上規模です。
まだまだ店舗名の認知度も低い・・・状態です。
商品数拡大と認知度向上の為、日々撮影&商品登録を行い、売上の上昇を見込めそうな商品は
ランディングページを徹底的にテコ入れしてさらに成果をのばすようにしています。
ランディングページ検証のフロー
まず今回の流れとして、「アパレル商品A」のランディングページを作成。
内容は以前記事で紹介した「LP(ランディングページ)の骨組はこうやって作ればいい。テンプレ付※1」をベースに商品の特徴をわかりやすく配列し”1枚のランディングページ”としてまずリリース。そして反応をみます。
※1 例としてご紹介したサンプルサイトが健康食品系でしたが基礎的な考え方は流用可能です。
対象のECサイトは商品サイクルが早く、効果検証をスピーディーに行うため
コーディングは簡易的に行い、基本的にはリスティング集客をメインとした販売手法をとっています。
そして、作成した1枚のランディングページに対して
想定される複数のキーワードから広告グループを作成し
そこでどのキーワード群が反応が良いかを検証しました。
広告Aグループ、広告Bグループの2つに分けて検証したところ、Aグループにて即日ヒット!
数件の売上が立ちました。
ここからが調整内容になります。
ランディングページ3つの調整内容
①売れた商品の検索キーワードを分析
例を出して分析した内容を説明します。
○「脚が疲れにくい ランニングシューズ 」
△「超軽量化にこだわた ランニングシューズ」
※上記キーワードはダミーです。実際に入札したものではありません。
リスティングの管理画面より売れた商品のキーワードを分析すると上の”脚が疲れにくい”というキーワード(部分一致)を使った検索から商品が売れている事が判明。
「部分一致」でキーワード出稿している場合は、具体的にどのワードでコンバージョンが上がっているか調べる必要があります。
ヤフースポンサードサーチの場合の調べ方は以下の通りです。
※クリックすると拡大します。
キーワード一覧からコンバージョンがあった部分一致キーワードを選択し「検索クエリーを表示」の「選択したキーワード」をクリック。
表示されたキーワードからコンバージョンがアッたキーワードを特定します。
今回は「足が疲れにくい ランニングシューズ」で売上が上がったと仮定して進めますね。
ここまで調査したらコスト面(CPA)が見合うのか?をチェック!
商品単価が3,000円のものに対してリスティングのCPAが3,500円では商売は成り立ちません・・・。
チェックしたところ、CPA(獲得単価)が理想値よりも下回っていたので次のフェーズへ移ることに。
②ページを2つに分ける
最初に作ったページのファーストビューには
“脚が疲れにくい”そして”超軽量化”の両方を謳っており、かつページの内容も両方の特徴が順序なく並んでいた状態だったので、「脚が疲れにくい」事にフォーカスした内容に組み替えました。
この際、不要であろう部分(足の疲れの表現を邪魔する部分)は思い切って削除します。
多くのメリットを表現したい気持ちはわかりますが、場合によってはユーザーに迷いを与えてしまうこともありますのでメインキャッチの邪魔をする要素は排除!でOKです。
③リスティング・SEOのチューニング
最後はリスティングにて売れたキーワード(今回の例では”脚が疲れにくい ランニングシューズ”)を独立させ
品質インデックスの向上を目指します。
品質インデックスとは?(Yahooプロモーション広告より)
品質インデックスはキーワードの品質を表す指標で、複数の要素を加味して、広告やインターネットユーザーの検索クエリーに対するキーワードの関連性を算出します。10段階で評価され、一般に品質インデックスの値が高いと表示される広告の掲載順位は上がりやすく、クリック単価が低くなる傾向があります。品質インデックスは、キーワードによって広告が表示される可能性が生じるたびに計算され、キーワードの実際のクリック単価や掲載順位を決めます。
要するに品質インデックスが向上すれば、競合よりもクリック単価を安く、そして上位に表示できる可能性が高くなる!ということです。
最高は10ですが、10を獲得できるとかなり運用効率が上がるので売れているキーワードは独立してグループ化し、管理することをオススメします。
ページをしっかりとテキストでコーディングしている場合は、キーワードに応じてしっかりと調整をすることもお忘れなく!
まとめ
いかがでしょう?
ご自分(自社)の運営スタイルと照らしあわせてみてください。
意外に①の分析まではやっていても、②成果にあわせてページを分けるという作業をやっていない企業さんは多いのではないでしょうか。
しっかりとお客様目線で「キーワードに直結するページ」を作り続けることで必ずコンバージョン率は上がります!
手間暇がかかる作業ですが、伸びしろのある商品は
積極的にページ作成を行いましょう!
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